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ドライマウスを改善しよう!

こんにちは。
渋谷カイロプラクティック整体院、春日です。


 口が乾く「ドライマウス」に悩む方が増えています。
潜在患者を含めると人口の25%の人が悩んでいると見積もられています。

そのドライマウス、ちょっと生活を見直すと症状が改善するという報告があります。

 

こんな症状、気になっていたら参考にして下さい。

・口の中がいつもネバネバする
・クッキーなどパサパサしたものが食べづらい
・食べ物を飲み込むのがつらい
・入れ歯がすぐに落ちてしまう
・舌がひび割れて痛い
・3カ月以上、症状が続いている


さて、原因は何でしょうか?
唾液腺の異常がでる病気によるものと、そうでないものがあります。

病気の代表は、自己免疫疾患の「シェーグレン症候群」です。

でも、実際には唾液腺の異常がないのに口の渇きを訴える人が多く、

実に7割以上です。


そのうち最も多いのが、薬によるもの


抗うつ薬、睡眠導入剤、高血圧の薬、花粉症の薬などの副作用で口が乾く

ことがあります。
主治医に、薬の変更が可能か、相談してみましょう。


次に、ストレスによるもの

唾液腺は自律神経の影響を受けています。
緊張すると口がカラカラになるのは、交感神経が唾液腺の働きを抑える

からです。

職場環境や人間関係、家族の介護など、長く続くストレスにさらされていると、

唾液の分泌が減ってしまいます。



また、それ以外にも筋力低下によるものも増えています。
高齢者や、やわらかいものばかり食べて育った若い人も筋肉が発達せず、

日ごろから口が開きがちになり、唾液腺が正常でも口が乾いてしまいます。


猫背など姿勢が悪い人、花が悪い人も口呼吸になりやすいです。


さて、それでは、ドライマウスになりづらい生活習慣とは・・?

良く噛むこと!!

良く噛むことで口の筋肉が鍛えられ、唾液の分泌も増えます。

唾液は口の中の清潔さも保つので、虫歯や歯周病の予防、口臭の予防に

もとても重要です。



そして、口の筋肉を鍛える簡単な方法があります。


「いー」と言いながら口を横に広げた後、「うー」と言いながら口をとがらせる

しぐさを繰り返すと良いです。

また、舌を上あごにつけてはじかせるように「タン、タン」と鳴らす運動は、舌の

筋肉を鍛えます。
舌が上あごにきちんと収納されるようになると、自然と口も閉じてきます。


その他として・・
・お茶や水で水分をこまめに補う
・室内を加湿し、乾燥を防ぐ
・ガム、アメ、すっぱい食べ物で唾液腺を刺激
・タバコは交感神経を刺激します。やめましょう。
・過度の飲酒は脱水し、感想の原因になります。


以上、毎日新聞の2010年2月26日より

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